![]() 複数のマイクからの信号間で知的に選択することによって音質を改善すること
专利摘要:
複数のマイクからの信号間で知的に選択することによって音質を改善することを提供する。信号品質を調整するためにそれから重み付けされる音信号を捕らえる複数のマイクを動的に利用することによって音信号受信が改善される。第一の音信号と第二の音信号は、第一と第二のマイクからそれぞれ取得され、第一と第二の音信号は一つ以上の音源から生じる。第一の信号特性(たとえば、信号電力、信号信号対雑音比、その他)が第一の音信号に対して取得され、第二の信号特性が第二の音信号に対して取得される。第一と第二の音信号はそれぞれの第一と第二の信号特性に基づいて重み付けまたは基準化される。重み付けされた第一と第二の音信号はそれから出力音信号を取得するために合成される。 公开号:JP2011511571A 申请号:JP2010545158 申请日:2009-01-29 公开日:2011-04-07 发明作者:チョイ、エディー・エル.・ティー.;ラマクリシュナン、ディネッシュ;ワン、ソン 申请人:クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated; IPC主号:H04R3-00
专利说明:
[0001] さまざまな特徴が、信号を取り込むとともに信号対雑音比を最大にするために多数のマイクを利用することによって音受信を改善することに関係する。] 背景技術 [0002] 移動体装置(たとえば携帯電話、ディジタルレコーダー、通信装置、その他)はしばしば、異なるユーザーによって異なる方法で使用される。そのような使用の多様性は、移動体装置による声受信の性能に著しく影響するかもしれない。移動体装置の使用のされ方は、そのユーザーそのユーザーで、また同じユーザーでもそのときそのときで変わる。ユーザーは、移動体装置が動作中に異なる位置で使用または保持されるようにし得る異なる通信ニーズや機能の好みや使用の習慣を有する。たとえば、ユーザーは、スピーカーフォンモードで通話するために装置を使用するあいだそれを上や横や下に置くことを好むかもしれない。そのような場合、移動体装置のマイクとユーザーの間に通視線(LOS)がないことがあり、それは声信号受信に影響するだろう。別の例では、移動体装置が、マイクによる所望の声信号の受信が妨害または邪魔されるように設置または配置されるかもしれない。また別の例では、移動体装置が多数のユーザーによって使用されるかもしれない。そのような場合、個別ユーザーからの声信号は、異なるマイクによって最も取り込まれ得る。たとえば、第一のマイクが第一のユーザーからの第一の音響信号を最も良く受信し得る一方で、第二のマイクが第二のユーザーからの第二の音響信号を最も受信し得る。] [0003] ユーザーが移動体装置を使用し得る異なる方法はしばしば、移動体装置のマイクによる所望の音または声信号の受信に影響し、音または声品質を低下させることになる(たとえば、信号対雑音比(SNR)が減少する)。声通信、特に移動体声通信では、声または音質はサービス品質(QoS)の尺度である。移動体装置が使用される方法は潜在的にQoSに影響し得る多くの要因の一つである。] [0004] したがって、ユーザーが移動体装置を配置または指向させ得る異なる方法にもかかわらず移動体装置での声または音受信を改善する解決策が必要である。] [0005] 移動体装置の音受信を改善するための方法が提供される。第一の音信号(sound signal)が第一のマイクから取得され得るとともに、第二の音信号が第二のマイクから取得され得る、ここで第一と第二の音信号のおのおのは、第一の音源からの第一の源信号の少なくとも一部を含み得る。第一の音信号と第二の音信号は、重複時間窓内で取得され得、また第一の源信号と一つ以上の他の源信号と雑音の独立混合を含み得る。] [0006] 第一と第二のマイクは移動体装置の異なる表面に配置され得る。第一の信号特性(たとえば、信号電力、信号対雑音比(SNR)、信号エネルギー、相関、その他、および/またはそれらの組み合わせおよび/または微分)が第一の音信号に対して取得され得る。同様に、第二の信号特性(たとえば、信号電力、信号対雑音比(SNR)、信号エネルギー、相関、その他、および/またはそれらの組み合わせおよび/または微分)が第二の音信号に対して取得され得る。すなわち、第一と第二の信号特性の両方は同じ信号特性に関連し得る。第一と第二の音信号は、第一と第二の信号特性に基づいて重み付けされ得る。それから、重み付けされた第一と第二の音信号は、出力音信号を取得するために合成され得る。] [0007] 出力信号が通信ネットワーク上の目当ての受話者に送信される前に、追加信号処理が出力音信号におこなわれ得る。追加信号処理は、エコー消去、雑音低減、自動利得制御、符号化の少なくとも一つを含み得る。通信ネットワークは、無線通信ネットワークであり得る。] [0008] 一つの特徴によれば、第一の音信号が第一の複数の連続フレームに分割され得るとともに第二の音信号が第二の複数の連続フレームに分割され得る。第一の複数の信号特性が、第一の音信号に対する第一の複数の連続フレームに対して取得され得る。同様に、第二の複数の信号特性が、第二の音信号に対する第二の複数の連続フレームに対して取得され得る。第一と第二の音信号の重み付けと合成は、第一の複数の信号特性と第二の複数の信号特性についておこなわれ得る。] [0009] 一例によれば、第一と第二の音信号の重み付けは、(a)第一の信号特性と第二の信号特性を比較すること、(b)第二の音信号が第一の音信号よりも良い音質を提供するならば、第一の音信号を零によって基準化するとともに第二の音信号を一によって基準化すること、および/または(c)第一の音信号が第二の音信号よりも良い音質を提供するならば、第一の音信号を一によって基準化するとともに第二の音信号を零によって基準化することを含み得る。第一の音信号が現在使用されていて、第二の信号特性が第一の信号特性よりも少なくとも最小しきい値量は大きいならば、第一の音信号を零によって基準化するとともに第二の音信号を一によって基準化することがおこなわれ得る。同様に、第二の音信号が現在使用されていて、第一の信号特性が第二の信号特性よりも少なくとも最小しきい値量は大きいならば、第一の音信号を一によって基準化するとともに第二の音信号を零によって基準化することがおこなわれ得る。] [0010] 別の特徴によれば、第一の信号対雑音比が第一の音信号に対して決定され得るとともに第二の信号対雑音比が第二の音信号に対して決定され得る。第一の信号対雑音比が第二の信号対雑音比よりも大きいならば、第二の音信号よりも出力音信号に大きい寄与を提供するように第一の音信号が重み付けされ得る。同様に、第二の信号対雑音比が第一の信号対雑音比よりも大きいならば、第一の音信号よりも出力音信号に大きい寄与を提供するように第二の音信号が重み付けされ得る。第一の信号対雑音比は、(a)第一の音信号を第一の複数の連続フレームに分割すること、(b)第一の音信号に対する第一の複数の連続フレームに対して第一の複数の連続信号電力を取得すること、および/または(c)第一の信号対雑音比を取得する雑音フロア見積を取得するために第一の複数の連続フレームに対して複数の連続信号電力中の最小信号電力を探索することによって取得され得る。第二の信号対雑音比も同様に取得され得る。] [0011] また別の特徴は、(a)実質的に同じ感度を有するように第一と第二のマイクを較正すること、(b)第一の信号特性が第二の信号特性よりも大きいならば、第一の音信号よりも出力音信号に大きい寄与を提供するように第二の音信号を重み付けすること、および/または(c)第二の信号特性が第一の信号特性よりも大きいならば、第二の音信号よりも出力音信号に大きい寄与を提供するように第一の音信号を重み付けすることを提供する。第一と第二の信号特性は信号電力であり得る。] [0012] 第二の音信号が第一の音信号を超えて改善された音質を提供するならば、方法は、(a)第一の音信号を第二の音信号と混合することによって、第一の音信号から第二の音信号まで移行させること、および/または(b)徐々に第一の音信号の寄与を減少させるとともに第二の音信号の寄与を増加させることを含み得る。線形関数にしたがって第一の音信号からの寄与が減少され得るとともに第二の音信号からの寄与が増大され得る。あるいは、非線形関数にしたがって第一の音信号からの寄与が減少されるとともに第二の音信号からの寄与が増大される。] [0013] 一つの特徴によれば、第一と第二のマイクは、移動体装置上の三つ以上の複数のマイクから選択され得る、ここでそのような選択は、三つ以上のマイクのどれが最良の信号品質を有するかに基づいておこなわれる。] [0014] また別の例では、少なくとも一つの追加音信号が少なくとも一つの追加マイクから取得され得る、ここで少なくとも一つの追加音信号は、第一の音源からの第一の源信号の少なくとも一部を含んでいる。少なくとも一つの追加信号特性が、少なくとも一つの追加音信号に対して取得され得る。] [0015] 少なくとも一つの追加音信号と第一と第二の音信号は、第一の信号特性と第二の信号特性と少なくとも一つの追加信号特性に基づいて重み付けされ得る。重み付けされた第一の音信号と第二の音信号と少なくとも一つの追加音信号は、出力音信号を取得するために合成され得る。] [0016] 移動体装置は、第一と第二のマイクと信号選択モジュールを備えて提供される。第一のマイクは、第一の音信号を取得するように構成され得る。第二のマイクは、第二の音信号を取得するように構成され得る、ここで第一と第二の音信号のおのおのは、第一の音源からの第一の源信号の少なくとも一部を含んでいる。信号選択モジュールは、(a)第一の音信号に対して第一の信号特性を取得するように、(b)第二の音信号に対して第二の信号特性を取得するように、(c)第一と第二の信号特性に基づいて第一と第二の音信号を重み付けするように、および/または(d)出力音信号を取得するために重み付けされた第一と第二の音信号を合成するように構成または適合され得る。第一と第二の信号特性の両方は同じ信号特性に関連し得る。第一の音信号と第二の音信号は重複時間窓内の音響信号から取得され得るとともに、第一と第二のマイクは移動体装置の異なる表面に配置されている。] [0017] 移動体装置はまた、信号プロセッサと送信機を有し得る。信号プロセッサは、エコー消去、雑音低減、自動利得制御、出力信号の符号化の少なくとも一つをおこなうように構成または適合され得る。送信機は、処理された出力信号を無線通信ネットワークを介して送信するように構成または適合され得る。] [0018] 一つの側面によれば、移動体装置は、(a)第一の音信号を第一の複数の連続フレームに分割するように構成または適合された第一のアナログ−信号のコンバータ、および/または(b)第二の音信号を第二の複数の連続フレームに分割するように構成または適合された第二のアナログ−信号のコンバータをさらに備えて得る。信号選択モジュールはさらに、(a)第一の音信号に対する第一の複数の連続フレームに対して複数の連続信号特性を取得するように、および/または(b)第二の音信号に対する第二の複数の連続フレームに対して第二の複数の連続信号特性を取得するように構成または適合され得る。第一と第二の音信号の重み付けと合成は、第一の複数の信号特性と第二の複数の信号特性に基づいておこなわれ得る。] [0019] 別の側面によれば、信号選択モジュールはさらに、(a)第一の信号特性と第二の信号特性を比較するように、(b)第二の音信号が第一の音信号よりも良い音質を提供するならば、第一の音信号を零によって基準化するとともに第二の音信号を一によって基準化するように、および/または第一の音信号が第二の音信号よりも良い音質を提供するならば、第一の音信号を一によって基準化するとともに第二の音信号を零によって基準化するように構成または適合され得る。加えて、信号選択モジュールはさらに、(a)第一の音信号が現在使用されていて、第二の信号特性が第一の信号特性よりも少なくとも最小しきい値量は大きいならば、第一の音信号を零によって基準化するとともに第二の音信号を一によって基準化するように、および/または(b)第二の音信号が現在使用されていて、第一の信号特性が第二の信号特性よりも少なくとも最小しきい値量は大きいならば、第一の音信号を一によって基準化するとともに第二の音信号を零によって基準化するように構成または適合され得る。] [0020] 別の特徴によれば、信号選択モジュールはさらに、(a)第一の音信号に対して第一の信号対雑音比を決定するように、(b)第二の音信号に対して第二の信号対雑音比を決定するように、(c)第一の信号対雑音比が第二の信号対雑音比よりも大きいならば、第二の音信号よりも出力音信号に大きい寄与を提供するように第一の音信号を重み付けするように、および/または(d)第二の信号対雑音比が第一の信号対雑音比よりも大きいならば、第一の音信号よりも出力音信号に大きい寄与を提供するように第二の音信号を重み付けするように構成または適合され得る。] [0021] また別の特徴によれば、信号選択モジュールはさらに、移動体装置上の三つ以上の複数のマイクから第一と第二のマイクを選択するように構成または適合され得る、ここでそのような選択は、三つ以上のマイクのどれが最良の信号品質を有するかに基づいておこなわれる。] [0022] いくつかの構成では、信号選択モジュールはさらに、(a)少なくとも一つの追加マイクから少なくとも一つの追加音信号を取得するように、ここで少なくとも一つの追加音信号は、第一の音源からの第一の源信号の少なくとも一部を含んでおり、(b)少なくとも一つの追加音信号に対して少なくとも一つの追加信号特性を取得するように、(c)第一の信号特性と第二の信号特性と少なくとも一つの追加信号特性に基づいて少なくとも一つの追加音信号と第一と第二の音信号を重み付けするように、および/または(d)出力音信号を取得するために重み付けされた第一の音信号と第二の音信号と少なくとも一つの追加音信号を合成するように構成または適合され得る。] [0023] したがって、移動体装置は、(a)第一のマイクから第一の音信号を取得するための手段、(b)第二のマイクから第二の音信号を取得するための手段、ここで第一と第二の音信号のおのおのは、第一の音源からの第一の源信号の少なくとも一部を含んでおり、(c)第一の音信号に対して第一の信号特性を取得するための手段、(d)第二の音信号に対して第二の信号特性を取得するための手段、(e)第一と第二の信号特性に基づいて第一と第二の音信号を重み付けするための手段、および/または(f)出力音信号を取得するために重み付けされた第一と第二の音信号を合成するための手段を備えて提供される。移動体装置はまた、(a)コーキャンセレーション、雑音低減、自動利得制御、出力信号の符号化の少なくとも一つをおこなうための手段、および/または(b)処理された出力信号を無線通信ネットワークを介して送信するための手段を有し得る。] [0024] 一つの側面によれば、移動体装置はまた、(a)第一の信号特性と第二の信号特性を比較するための手段、(b)第二の音信号が第一の音信号よりも良い音質を提供するならば、第一の音信号を零によって基準化するとともに第二の音信号を一によって基準化するための手段、および/または(c)第一の音信号が第二の音信号よりも良い音質を提供するならば、第一の音信号を一によって基準化するとともに第二の音信号を零によって基準化するための手段を有し得る。] [0025] また別の特徴は、(a)第一の信号特性が第二の信号特性よりも大きいならば、第二の音信号よりも出力音信号に大きい寄与を提供するように第一の音信号を重み付けするための手段、および/または(b)第二の信号特性が第一の信号特性よりも大きいならば、第一の音信号よりも出力音信号に大きい寄与を提供するように第二の音信号を重み付けするための手段を有している移動体装置を提供する。] [0026] 回路も提供され、ここで回路は、(a)第一のマイクから第一の音信号を取得するように、(b)第二のマイクから第二の音信号を取得するように、ここで第一と第二の音信号のおのおのは、第一の音源からの第一の源信号の少なくとも一部を含んでおり、(c)第一の音信号に対して第一の信号特性を取得するように、(d)第二の音信号に対して第二の信号特性を取得するように、(e)第一と第二の信号特性に基づいて第一と第二の音信号を重み付けするように、および/または(f)出力音信号を取得ために重み付けされた第一と第二の音信号を合成するように適合されている。回路はさらに、(a)第二の音信号が第一の音信号よりも良い音質を提供するならば、第一の音信号を零によって基準化するとともに第二の音信号を一によって基準化するように、および/または(b)第一の音信号が第二の音信号よりも良い音質を提供するならば、第一の音信号を一によって基準化するとともに第二の音信号を零によって基準化するように適合または構成され得る。また別の側面は、(a)第一の信号特性が第二の信号特性よりも大きいならば、第二の音信号よりも出力音信号に大きい寄与を提供するように第一の音信号を重み付けするように、および/または(b)第二の信号特性が第一の信号特性よりも大きいならば、第一の音信号よりも出力音信号に大きい寄与を提供するように第二の音信号を重み付けするようにさらに適合された回路を提供する。一例では、回路は、集積回路として実施され得る。] [0027] 音信号受信を改善するための命令を備えていているコンピュータ読取可能媒体も提供され、プロセッサによって実行されるときにプロセッサに、(a)第一のマイクから第一の音信号を取得させる、(b)第二のマイクから第二の音信号を取得させる、ここで第一と第二の音信号のおのおのは、第一の音源からの第一の源信号の少なくとも一部を含んでおり、(c)三つ以上の複数のマイクから第一と第二のマイクを選択させる、ここでそのような選択は、三つ以上のマイクのどれが最良の信号品質を有するかに基づいておこなわれる、(d)第一の音信号に対して第一の信号特性を取得させる、(e)第二の音信号に対して第二の信号特性を取得させる、(f)第一と第二の信号特性に基づいて第一と第二の音信号を重み付けさせる、および/または(g)出力音信号を取得するために重み付けされた第一と第二の音信号を合成させる。] 図面の簡単な説明 [0028] 本相面の特徴と性質と利点は、同様の参照文字が全体を通して対応して識別する図面と関連しておこなわれる以下に述べる詳細な説明からより明白になるであろう。 図1は、改善された音/声信号受信のための二つのマイクを有している携帯電話102の一例を示している。 図2は、改善された音/声信号受信のための二つのマイクを有している折り畳み携帯電話202の一例を示している。 図3は、二つ以上のマイクを有しており、改善された音/声信号受信を提供するように構成された移動体装置の一例を示しているブロック図である。 図4は、二つのマイクを有しており、音/声信号受信を改善するためにマイクからの二つの入力音信号を合成するように構成された移動体装置で動作可能な方法を示しているフローチャートである。 図5は、二つ以上のマイクを有しており、音/声信号受信を改善するために二つの入力音信号間で選択するように構成された移動体装置で動作可能な方法を示しているフローチャートである。 図6は、移動体装置がどのように、音質を改善するために信号対雑音比に基づいて異なるマイクからの二つ以上の入力音信号間で選択し得るかを示しているブロック図である。 図7は、信号対雑音比監視に基づいたマイク選択をおこなう移動体装置で動作可能な方法を示しているフローチャートである。 図8は、マイク信号内の最小信号電力のための探索処理の例をグラフ的に示している。 図9は、信号対雑音比監視に基づいた二つのマイクから取り込まれた音信号を重み付けする移動体装置で動作可能な方法を示しているフローチャートである。 図10は、音質を改善するために信号電力に基づいて異なるマイクからの二つの入力音信号間で選択するように構成され得る移動体装置を示しているブロック図である。 図11は、信号電力監視に基づいてマイク選択をおこなう移動体装置で動作可能な方法を示しているフローチャートである。 図12は、信号特性に基づいて信号重みを動的に調整する移動体装置で動作可能な方法を示しているフローチャートである。 図13は、出力音信号を取得するために第一の信号と第二の信号の間で切り替えるための移行曲線の例を示している。 図14は、出力音信号を取得するために第一の信号と第二の信号の間で切り替えるための移行曲線の例を示している。 図15は、移動体装置がどのように、出力音信号を提供するために異なるマイクからの複数の入力音信号を重み付けし得るかを示しているブロック図である。 図16は、二つ以上のマイクに対する信号重み付けをおこなう移動体装置で動作可能な方法を示しているフローチャートである。] 図1 図10 図11 図12 図13 図14 図15 図16 図2 図3 実施例 [0029] 続く説明では、特定の詳細が構成の完全な理解を提供するために与えられる。しかしながら、構成がこれらの特定の詳細を離れて実施され得ることはこの分野の当業者によって理解されるであろう。たとえば、回路は、不必要な構成を不明りょうにしないためにブロック図で示され得る。他の場合では、よく知られた回路や構造や技術は、構成を不明りょうにしないために詳細に示され得る。] [0030] また、構成が、フローチャートや流れ図や構造図やブロック図として描写される処理として説明され得ることに注意が必要である。フローチャートは、動作をシーケンシャル処理として説明し得るが、多くの動作は並列または同時におこなうことが可能である。さらに、動作の順序は再配列され得る。その動作が完了するときに処理が終了する。処理は、方法、関数、手続き、サブルーチン、サブプログラム、その他に対応し得る。処理が関数に対応する場合、その終了は、呼出関数またはメイン関数への関数の戻りに対応する。] [0031] 一つ以上の例および/または構成では、説明される関数は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、それらの任意の組み合わせで実施され得る。ソフトウェアで実施されるならば、関数は、コンピュータ読取可能媒体上の一つ以上の命令またはコードとして記憶または送信され得る。コンピュータ読取可能媒体は、コンピュータ記憶媒体と、ある場所から別の場所にコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む通信メディアの両方を有している。記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスすることができる任意の入手可能な媒体であり得る。一例として、限定ではなく、そのようなコンピュータ読取可能媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶装置、または、命令またはデータ構造の形態をしている所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用することができ、また汎用または専用コンピュータまたは汎用または専用プロセッサまたは回路によってアクセスすることができるあらゆる他の媒体で構成することができる。また、任意の接続がコンピュータ読取可能媒体に適切に呼ばれる。たとえば、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、撚り対線、ディジタル加入者線(DSL)または赤外線、ラジオおよびマイクロ波などの無線技術を使用してソフトウェアがウェブサイト、サーバーまたは他の遠隔源から送信されるならば、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、撚り対線、DSLまたは赤外線、ラジオおよびマイクロ波などの無線技術は媒体の定義に含まれる。ここで使用されるディスクは、通常は磁気的にデータを再生するけれどもレーザーで光学的にデータを再生するコンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、ディジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスクおよびブルーレイディスクを含んでいる。上記のものの組み合わせもまた、コンピュータ読取可能媒体の範囲に含まれる。] [0032] さらに、記憶媒体は、リードオンリーメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、磁気ディスク記憶媒体、光記憶媒体、フラッシュメモリー装置および/または情報を記憶するための他の機械読取可能媒体を含む、データを記憶するための一つ以上の装置を表わし得る。] [0033] さらに、構成は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコードまたはそれらの任意の組み合わせによって実施され得る。ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェアまたはマイクロコードで実施される場合、必要なタスクをおこなうプログラムコードまたはコードセグメントは、記憶媒体または他の記憶装置などのコンピュータ読取可能媒体に記憶され得る。プロセッサまたは回路は必要なタスクをおこない得る。コードセグメントは、手続き、関数、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェアパッケージ、クラス、または命令、データ構造またはプログラム文の任意の組み合わせを表わし得る。コードセグメントは、情報、データ、引数、パラメータまたはメモリ内容を発送および/または受理ことによって、別のコードセグメントまたはハードウェア回路に結合され得る。情報、引数、パラメータ、データ、その他は、メモリ共有、メッセージパッシング、トークンパッシング、ネットワーク伝送、その他の任意の好適な手段を介して発送、転送、伝送され得る。] [0034] 特徴上、音信号受信の品質を改善するために複数のマイクからの音信号を知的に選択および/または合成するように構成された移動体装置上の複数のマイクを監視することを提供する。移動体装置は、音信号を取り込んだとき、複数のマイクの一つからの音信号を動的に選択し得るか、改善されたまたは最適の信号品質を取得するために複数の音信号を動的に合成し得る。] [0035] 一般に、第一の音信号と第二の音信号が、それぞれ、第一と第二のマイクから取得され、ここで第一と第二の音信号は、一つ以上の音源から生じる。第一の信号特性(たとえば、信号電力、信号対雑音比(SNR)、信号エネルギー、相関、その他、および/またはそれらの組み合わせおよび/または微分)が第一の音信号に対して取得されるとともに、第二の信号特性(たとえば、信号電力、信号対雑音比(SNR)、信号エネルギー、相関、その他、および/またはそれらの組み合わせおよび/または微分)が第二の音信号に対して取得される。第一と第二の音信号が、第一と第二の信号特性に基づいて重み付けされる。すなわち、第一と第二の信号が、包括的に、零(0)と一(1)の間の値によって基準化され得る。そのような重み付けは、一定値(たとえば一)まで増加する小数値であり得る。それから、重み付けされた第一と第二の音信号は出力音信号を取得するために合成される。一例では、特定のマイクまたは入力音信号が、その入力音信号を一(1)によって基準化することによって、出力音信号として選択され得る一方、他のマイクからの信号は零(0)によって基準化され、これにより出力音信号へのそれらの寄与を除去する。他の例では、異なるマイクからの入力音信号は、たとえば、それぞれの信号対雑音比または信号電力にしたがって基準化され、出力音信号を生成するために合成(たとえば加算)される。] [0036] 図1は、改善された音/声信号受信のための二つのマイクを有している携帯電話102の一例を示している。第一のマイク104は、携帯電話102の前面に配置され得る。第二のマイク108は、前面の反対側の携帯電話102の背面に配置され得る。第一と第二のマイク104と108の位置は、両方のマイクがユーザーによって同時にふさがれてしまうことが非常に起こりそうにないように選択され得る。] 図1 [0037] 図2は、改善された音/声信号受信のための二つのマイクを有している折り畳み携帯電話202の一例を示している。第一のマイク204は、携帯電話202の前面に配置され得る。第二のマイク208は、前面の反対側の携帯電話202の背面に配置され得る。第一と第二のマイク204と208の位置は、両方のマイクがユーザーによって同時にふさがれてしまうことが非常に起こりそうにないように選択され得る。] 図2 [0038] 図1と2に例証された移動体装置は反対の前面と背面に二つのマイクを有しているように示されているが、他の構成は、移動体装置の異なる位置、異なる表面および/または異なる個所に配置された追加マイクを有し得る。異なる位置、表面および/または個所にある複数のマイクを使用することによって、音またはオーディオ信号は、全体的な音受信および/または雑音キャンセルを改善するために信号多様性を調査することが可能なように取り込まれ得る。] 図1 [0039] 図1と2に例証された携帯電話102と202については、携帯電話は、複数のマイクの一つによって取り込まれた信号を知的に選択するか、出力信号音質を改善または最大にするために二つ以上の音信号を合成するように構成され得る。動作中、携帯電話102と202は、第一と第二の音信号の両方の信号に対して一つ以上の信号特性(たとえば、信号電力、信号エネルギー、信号対雑音比、その他)を監視し得る。それから、第一と第二の音信号は、(a)最良の信号を出力信号として選択するか、(b)各信号の一部が出力音信号に寄与するように重み付けされ得る。] 図1 [0040] 動作中(たとえば呼び出しの間)、携帯電話102と202が、第二のマイクからの音信号の方が第一のマイクからのものよりも良い(たとえば、第二のマイクの信号の方が第一のマイクの信号よりも良いSNRを有する)と判断するならば、第二のマイクによって取り込まれる音信号を処理するように切り替えるとともにそれを遠方の受話者に送信し得る。同様に、携帯電話102と202が、第一のマイクによって取り込まれる音信号の方が第二のマイクによって取り込まれるものよりも良い(たとえば、第一のマイクの信号の方が第二のマイクの信号よりも良いSNRを有する)と判断するならば、第一のマイクからの信号を処理するように切り替えるとともにそれを遠方の受話者に送信する。あるいは、最良の信号へ切り替えるのではなく、音信号がそれぞれの重みによって合成されてもよい。すなわち、良い音質を有する音信号が、劣る音質を有する音信号よりも重く重み付けされ得る。用語「音信号」は、これらに限定されないが、オーディオ信号、音声信号、雑音信号、および/または音響的に送信されるとともにマイクによって取り込まれ得る他のタイプの信号を含んでいる。ここのさまざまな例は携帯電話と移動体装置を説明し得るが、さまざまな特徴はまた、ディジタルレコーダー、通信装置、プロセッサ、回路および他のタイプの装置で実施され得る。] [0041] 図3は、二つ以上のマイクを有しており、改善された音/声信号受信を提供するように構成された移動体装置の一例を示しているブロック図である。移動体装置302は、(たとえば無線または有線)通信ネットワーク304上のユーザーと遠隔の受話者の間の通信を容易にするために役立ち得る。移動体装置302は、少なくとも二つのマイク306と308と、少なくとも一つのスピーカ310を有し得る。マイク306と308は、一つ以上の音源301と303と305(たとえば一人以上のユーザー)からの音響信号入力312と314を受信し得、それらは、それから、音信号を取得するためにアナログ/ディジタル変換器316と318によってディジタル化される。いくつかの構成では、音受信および/または雑音キャンセルを改善するために異なる方向からの音響信号313を取り込むために複数の追加マイク307が使用され得る。たとえば、いくつかの構成では、複数のマイクは、移動体装置の異なる表面に、二つ以上の表面間の交差部に、および/または異なる位置に搭載され得る。追加マイク307からの音響信号313は、追加音信号を取得するためにアナログ/ディジタル変換器によって同様にディジタル化され得る。いくつかの例では、移動体装置302は、装置に利用可能な複数のマイク(たとえば三つ以上)から一部のマイク(たとえば第一と第二のマイク)を選択し使用するように構成または適合され得る。] 図3 [0042] 一つ以上のマイク306と307と308によって受信された音響信号は、一つ以上の音源301、303および/または305からの少なくとも一つの源信号および/または雑音の合成および/または混合であり得る。音源301、303および/または305のおのおのからの源(オリジナル)音響信号は、異なる経路を取ってマイク306と307と308のおのおのに到達し得る。二つ以上の音源301、303および/または305からの源音響信号は、異なる音響経路を通って音源301、303および/または305から二つ以上のマイク306と307と308へ向かって伝搬するので、加算、合成または混合され得る。二つ以上のマイク306と307と308が結果の(混合)音響信号を取り込む。結果の(混合)音響信号は、二つ以上のマイク306と307と308のおのおのによって音信号として取り込まれ、また取り込まれた信号品質を改善するために処理される(たとえば、重み付け、フィルタリングおよび/または合成される)。] [0043] 信号選択および/または合成モジュール320は、動的に(a)二つ以上のディジタル化音信号間で選択する、および/または(b)出力音信号に対して最良の音またはオーディオ品質を達成するために、一つ以上の要因に基づいて、動的に取得される重みにしたがって二つ以上のディジタル化音信号を合成するアルゴリズムを実行し得る。出力音信号は、たとえば、エコー消去、雑音低減、自動利得制御、および/または符号化をおこなう補足的信号プロセッサ322によって続いて処理され得る。それから、処理された出力音信号は、送信機/受信機モジュール323によって通信ネットワーク304上に送信される。たとえば、ディジタル化音信号は、無線通信ネットワークを介して無線で送信され得る。同様に、移動体装置302は、通信ネットワーク304上の音信号を受信し得、それはディジタル/アナログ変換器324を介して発送する前に補足的信号プロセッサ322によって処理され得る。それから、受信信号は少なくとも一つのスピーカ310に進み、音響信号出力326としてユーザーに音響的に送信され得る。] [0044] いくつかの構成では、信号選択および/または合成モジュール320は、出力音信号をどのように最適に取得、選択、および/または生成するかを決定するために二つの以上のディジタル化音信号を連続的または周期的に比較し得る。すなわち、信号選択および/または合成モジュール320は、二つの以上のディジタル化音信号に対して一つ以上の信号特性を取得し、所望の出力音信号を取得するために各音信号に重みを割り振り得る。] [0045] 信号の一つの組み合わせから別の信号の組み合わせに移行するとき、各信号に対する重みは、出力音信号の急な変化を避けるために徐々に増加および/または減少され得る。二つ以上の信号間で選択する/切り替えるために重みが調節される構成では、信号選択モジュール320は、マイク間の不必要な頻繁な切り替えを避けるために、信号切り替えのあいだ最小量の時間を待ち得るか、第二の信号が第一の信号を最小しきい値量は改善するまで待ち得る。] [0046] 図4は、二つのマイクを有しており、音/声信号受信を改善するためにマイクからの二つの入力音信号を合成するように構成または適合された移動体装置で動作可能な方法を示しているフローチャートである。第一の音信号が第一のマイクから取得される402。第二の音信号が第二のマイクから取得され、ここで第一と第二の音信号のおのおのは、第一の音源からの第一の源信号の少なくとも一部を含んでいる404。すなわち、第一と第二の音信号は、一つ以上の音源からの一つ以上の音響信号から取得され得る。第一と第二のマイクは、移動体装置の異なる表面に配置され得る。第一の音信号と第二の音信号は、重複時間窓内で取得され得る。第一の信号特性が第一の音信号に対して取得され得る406とともに、第二の信号特性が第二の音信号に対して取得され得る408。たとえば、そのような信号特性は、雑音対信号比、信号電力、その他の一つ以上を含み得る。第一と第二の音信号が、第一と第二の信号特性に基づいて重み付けされ得る410。重み付けされた第一と第二の音信号が、出力音信号を取得するために合成され得る412。通信ネットワーク上の目当ての受話者に出力音信号を送信する416前に、追加信号処理が出力音信号におこなわれ得る414。そのような追加信号処理は、たとえば、エコー消去、雑音低減、自動利得制御、符号化の少なくとも一つを含み得る。] 図4 [0047] 第一と第二の音信号の重みを調節することによって、図4に例証される方法は、(a)出力音信号を生成するために第一と第二の音信号を合成する、および/または(b)第一と第二の音信号の信号間で選択するために使用され得る。これは、単一の音源(たとえば単一のユーザー)であるにせよ、多数の音源(たとえば異なるユーザーが異なるマイクに向かってしゃべっている)であるにせよ、一つ以上の音源から移動体装置が音をより良く取り込むために一方または両方のマイクから信号を取得することを可能にする。] 図4 [0048] 一例では、第一の音信号が第一の複数の連続フレームに分割され得るとともに、第一の複数の連続フレームの各フレームに対して信号特性が取得され得ることにより、第一の複数の信号特性を取得する。同様に、第二の音信号が第二の複数の連続フレームに分割され得るとともに、連続フレームの第二の複数の各フレームに対して信号特性が取得され得ることにより、第二の複数の信号特性を取得する。したがって、第一と第二の音信号の重み付けおよび/または合成は、(a)第一と第二の音信号の対応フレーム間のフレームごとのフレームに対して、または(b)フレームセットごとのフレームセットに対しておこなわれ得る、ここで各フレームセットは複数のフレームを有する。] [0049] 図3に例証される例では、アナログ/ディジタル変換器316と318によってサンプリングされたディジタル化音信号は、それらをフレームに分割するために一つ以上のバッファー(それらは、たとえば、選択モジュール320の一部または別個のモジュールであり得る)を通過し得る。そのようなバッファーは、フレームを構築する複数の信号サンプルを記憶するプリセットサイズを有し得る。アナログ/ディジタル変換器と対応バッファーは、信号分割器と呼ばれ得る。それから、第一の音信号に対する第一の信号特性と第二の音信号に対する第二の信号特性の間の比較が、それらの対応フレームに対しておこなわれ得る。そのような信号特性は、たとえば、信号電力、信号対雑音比(SNR)、エネルギー、相関、それの組み合わせ、および/またはそれらの微分を含み得る。] 図3 [0050] 他の構成では、二つよりも多くのマイクが使用され得る。少なくとも一つの追加音信号が少なくとも一つの追加マイクから取得され得る、ここで少なくとも一つの追加音信号は、第一の音源からの第一の源信号の少なくとも一部を含み得る。少なくとも一つの追加の複数の信号特性が少なくとも一つの追加音信号に対して取得され得る。少なくとも一つの追加音信号と第一の第二の音信号が、第一の複数の信号特性と第二の複数の信号特性と少なくとも一つの追加複数の信号特性に基づいて重み付けされ得る。重み付けされた第一の音信号と第二の音信号と少なくとも一つの追加音信号は、出力音信号を取得するために合成され得る。] [0051] 図5は、二つ以上のマイクを有しており、音/声信号受信を改善するために二つ以上の入力音信号間で選択するように構成された移動体装置で動作可能な方法を示しているフローチャートである。第一の音信号を取得するために第一のマイクを介して音響信号が受信され得る502。同様に、第二の音信号を取得するために第二のマイクを介して別の音響信号が受信され得る504。第一と第二のマイクは、第一と第二の音信号が異なる信号特性(たとえば異なる信号対雑音比または信号電力)を示すように、移動体装置の異なる場所に配置され得る。第一の音信号の方が第二の音信号よりも良い音またはオーディオ品質を提供するかどうかを判断する508ために、第一の音信号が第二の音信号と比較され得る506。第一の音信号の方が良い音質を提供するならば、第一の音信号が選択される510。そうでなければ、第二の音信号が選択される512。通信ネットワーク上の目当ての受話者に送信される516前に、追加信号処理(たとえば、背景雑音削除、その他)が、選択された音信号におこなわれ得る514。] 図5 [0052] さまざまな例では、第一のマイクからの第一の音信号と第二のマイクからの第二の音信号の間で選択することは、それぞれの信号対雑音比または信号電力に基づいておこなわれ得る。] [0053] 第一の音信号と第二の音信号を比較するとともに二つの信号間で選択する際に、重み付け方式が信号切り替えをおこなうために適合され得る。第一の音信号の第一のフレームまたはフレームセットに対応する第一の信号特性と第二の音信号の第二のフレームまたはフレームセットに対応する第二の信号特性が取得され得る。それから、第一と第二の信号特性が比較され得る。(それぞれの信号特性によって示されるように)第二の音信号が第一の音信号よりも良い音質を提供するならば、第一の音信号が零によって基準化され得るとともに第二の音信号が一によって基準化され得る。そうではなく、第一の音信号が第二の音信号よりも良い音質を提供するならば、第一の音信号が一によって基準化され得るとともに第二の音信号が零によって基準化され得る。] [0054] 一例では、第二の信号特性が第一の信号特性よりも少なくとも最小しきい値量は大きいならば、第一の音信号が零によって基準化されるとともに第二の音信号が一によって基準化され得る。同様に、第一の信号特性が第二の信号特性よりも少なくとも最小しきい値量は大きいならば、第一の音信号が一によって基準化されるとともに第二の音信号が零によって基準化され得る。最小しきい値量は、頻繁な不所望な切り替えを避けるために第一の音信号と第二の音信号の間の切り替えにヒステリシス特性を導入する。すなわち、一つの音信号から他の音信号までの切り替えは、最小しきい値量を導入することによって、よりゆっくりおよび/または頻繁でなく起きる。] [0055] SNR監視に基づいたマイク選択 図6は、移動体装置がどのように、音質を改善するために信号対雑音比に基づいて異なるマイクからの二つ以上の入力音信号間で選択し得るかを示しているブロック図である。一つ以上の音源601と605と609(たとえば、ユーザー、その他)は、音響入力信号602と603と604として知覚される一つ以上の音響信号(たとえば、声、オーディオ、音楽、その他)を生成し得る。一つ以上の音源601と605と609のうち、いくつかは、所望な音信号(たとえば移動体装置のユーザーからの声)を提供し得るが、他のものは、不所望な音信号(たとえば雑音、近くの人たちからの声、その他)を提供し得る。第一の音響入力信号A602は第一のマイク606によって第一の音信号として取り込まれ、第二の音響入力信号B604は第二のマイク608によって第二の音信号として取り込まれる。音響信号A602と音響信号B604は同じ音源から生じ得るが、それぞれのマイクに到達する前に異なる経路を取り得る。したがって、音響信号A602は、音響信号B604とは異なる特性を示し得る。それから、取り込まれた音響信号A602とB604は、アナログ/ディジタル変換器610と612によってそれぞれの第一と第二の音信号にディジタル化され得る。追加音響信号603がまた、一つ以上の追加マイク607によって取り込まれ、信号取り込みを改善するためにアナログ/ディジタル変換器611によって追加音信号にディジタル化され得る。] 図6 [0056] 第一の信号対雑音比計算機614は、第一の音信号(たとえばディジタル化入力信号A602)に対してSNRを決定し得る。同様に、第二の信号対雑音比計算機616は、第二の音信号(たとえばディジタル化入力信号B604)に対してSNRを決定し得る。それから、SNR比較器618は、信号対雑音比(第一と第二の音信号と他の音信号に対応する)を比較し得るとともに、スイッチ620を制御することによって最良のSNR値で一つを選択し得る。このように、最良のSNR(すなわち最大)の信号が音出力信号622として送られ得る。いくつかの構成では、信号プロセッサ624が続いて出力音信号622に、目当ての受話者へ通信ネットワーク上に送信機626によって送信される前に、追加処理(たとえば、エコー消去、雑音低減、自動利得制御(AGC)、符号化、その他)をおこない得る。] [0057] 前に示したように、入力音信号は、フレームとして表示される連続サンプルグループに分割される。各フレームは、複数の連続サンプルを包含し得る。それから、連続フレームは、フレームセットにグループ化される。論じる例と式に対して、以下の表記が定義される。] [0058] Nは、フレーム中のサンプルの数を示す。] [0059] Mは、フレームセット中のフレームの数を示す。] [0060] Ψk(μ)は、M連続フレームからなるμ番目のフレームセットを示す。] [0061] Φk(μ,m)は、Ψk(μ)中のm番目のフレームを示す。ここで、mは、0からM−1までの値を取る。フレームセットΨk(μ)中のフレームは、Φk(μ,0)ないしΦk(μ,M−1)である。] [0062] Sk(μ,m,n)は、Φk(μ,m)中のn番目のサンプルを示す。ここで、nは、0からN−1まで値を取る。] [0063] 添字kはすべてk番目のマイクを指す。] [0064] 図7は、信号対雑音比監視に基づいたマイク選択をおこなう移動体装置で動作可能な方法を示しているフローチャートである。この方法は、二つ以上のマイク信号のおのおのに対して雑音フロアを連続的または周期的に監視または更新するために役立ち得る。音信号が、(たとえば音響音信号から)各マイクによって取り込まれ、フレームに分割される702、ここでフレームのおのおのはN信号サンプルを包含している。一例として、数Nは、十(10)ミリ秒(ms)の周期の間に集められるサンプルの数に設定することができる。それから、各マイクの各信号フレームに対する信号電力(たとえば、k番目のマイクのフレームmの電力Pk(m))は、たとえば式1を使用して計算または取得され得る704。] 図7 [0065] 式1において、添字kは、個々のマイクを示し、nは、m番目のフレーム中の信号サンプルを示す整数であり、mは、フレームのセット内のフレームを示し、μは、特定のマイク信号に対するフレームセットを示す。それから、雑音フロア見積NFEk(u)として示される、M連続信号電力(たとえばPk(μM+m),m=0,…,M−1)中の最小信号電力について、たとえば式2を使用して探索がおこなわれ得る706。] [0066] 式2において、uは、M連続フレームのセットを包含している周期を示す整数である。探索された最小NFEk(u)は、たとえばM連続フレームを包含しているu番目の周期の対応マイクチャンネル用の雑音フロアである。特定のフレームセットに対する雑音フロアは、ほぼそのフレームセットに対する最小フレーム信号電力であることに注意が必要である。したがって、(最小信号電力とも呼ばれる)雑音フロア見積(式2のような)NFEk(u)は、複数の連続フレームに対する雑音フロアの最小を取ることによって取得され得る。] [0067] 図8は、マイク信号内の最小信号電力のための探索処理の例をグラフ的に示している。この例では、フレームの各セットに対して最小信号電力NFEk(・)minが取得され得る。たとえば、第一のフレームセットΨk(μ)に対して第一の最小電力NFEk(μ)minが取得され、第二のフレームセットΨk(μ+1)に対して第二の最小電力NFEk(μ+1)minが取得され、第三のフレームセットΨk(μ+2)に対して第三の最小電力NFEk(μ+2)minが取得され、第四のフレームセットΨk(μ+3)に対して第四の最小電力NFEk(μ+3)minが取得される。] 図8 [0068] 図7を再び参照し、雑音フロア見積における著しい変化を避けるために、たとえば式3を使用して雑音フロアが滑らかにされ得る708。] 図7 [0069] それから、各マイクの各信号フレームに対する信号SNRが、各フレームに対する信号電力とそのマイクに対する雑音フロアに基づいて取得され得る710。フレームセットΨk(μ)中の各フレームに対するSNRが、たとえば式4を使用して計算され得る。] [0070] 現在のフレームセットの雑音フロアNFk(u)が直ちに入手可能であり得ない実時間利用に対しては、信号SNRは、たとえば式5を使用して(前のフレームセットの雑音フロアに基づいて)計算され得る。] [0071] たとえば式6を使用することによって最良のSNRを有するマイク信号を選択することによって出力信号sout(t)が取得される712。] [0072] ここで、s1(t)とs2(t)は、それぞれ、第一のマイクと第二のマイクによって時刻tに取り込まれた信号である。出力信号sout(t)は、選択処理後の信号である。二つの信号s1(t)とs2(t)の間の信号選択は、最良の信号が各フレーム時間周期の間に選択され得るように、フレームからフレームまでおこなわれ得ることに注意が必要である。] [0073] 通信ネットワーク上の目当ての受話者に送信される716前に、追加信号処理(たとえば、エコー消去、雑音低減、AGC、符号化、その他)が出力信号sout(t)におこなわれ得る714。] [0074] 信号間の不必要な頻繁な切り替えを避けるために、最小改善しきい値が使用され得る。たとえば、出力信号soutは、式7にしたがって選択され得る。] [0075] 式7において、sactiveは、現在使用(選択)されているマイク信号を示し、sinactiveは、現在使用されていないマイク信号を示す。SNRinactive(uM+m)は、現在使用されていないマイク信号の信号対雑音比SNRを示す。所定の時刻において、非動作中の信号対雑音比SNRinactive(uM+m)は、SNR1(uM+m)またはSNR2(uM+m)のいずれかであり得る。同様に、SNRactive(uM+m)は、現在使用(選択)されているマイク信号のSNRを示し、所定の時刻におけるSNR1(uM+m)またはSNR2(uM+m)のいずれかであり得る。Q1(uM+m)は、切り替えのためのヒステリシスしきい値として役立つ正の実数である。] [0076] ヒステリシスしきい値Q1(uM+m)は、静的測定ではなく動的測定であり得る。たとえば、第一のマイクAからの(第一の信号特性を有する)第一の信号が現在使用されている場合、第二のマイクBからの第二の信号の第二の信号特性が第一の信号特性を、使用される追加しきい値Q1は超過することがある。(第二のマイクBの第二の信号に関連する)第二の信号特性が(第一のマイクAの第一の信号に関連する)第一の信号特性を追加しきい値Q1は超過しないならば、アルゴリズムは、第一のマイクAからの第一の信号を使用し続ける。一方、第二のマイクBからの(第二の信号特性を有する)第二の信号が現在使用されている場合、第一のマイクAからの第一の信号が使用される前に、第一のマイクAに対する第一の信号の第一の信号特性が第二の信号特性を、追加しきい値Q1は超過することがある。そうでなければ、アルゴリズムは、第二のマイクBからの第二の信号を使用し続ける。] [0077] 図9は、信号対雑音比監視に基づいた二つのマイクから取り込まれた音信号を重み付けする移動体装置で動作可能な方法を示しているフローチャートである。第一のマイクから(第一の音響信号から)第一の音信号が取り込まれ得る902とともに第二のマイクから(第二の音響信号から)第二の音信号が取り込まれ得る904。第一の音信号に対して第一の信号対雑音比が決定され得る906とともに第二の音信号に対して第二の信号対雑音比が決定され得る908。第一の信号対雑音比が第二の信号対雑音比よりも大きいならば、第二の音信号よりも出力音信号に大きい寄与を提供するように第一の音信号が重み付けされ(たとえば、包括的に、零と一の間で基準化され)得る910。第二の信号対雑音比が第一の信号対雑音比よりも大きいならば、第一の音信号よりも出力音信号に大きい寄与を提供するように第二の音信号が重み付けされ得る912。通信ネットワーク上の目当ての受話者に送信される916前に、続いて追加信号処理が出力音信号におこなわれ得る914。] 図9 [0078] 第一の音信号のおのおのに対する信号対雑音比を取得する際、第一の音信号は複数の連続フレームに分割され得る。複数の連続フレームは、複数の連続フレームセットにグループ化され得る。それから、第一の音信号に対する複数の連続フレームに対して複数の連続する信号電力が取得される。それから、複数の連続フレームセットのおのおのについて、第一の信号対雑音比を取得する雑音フロア見積を取得するために第一の音信号に対するフレームセットの内部の連続信号電力の中で最小信号電力が探索され得る。第二の信号対雑音比を取得するために第二の音信号も同様に処理され得る。第一と第二の信号対雑音比の間で比較がおこなわれ得る。このSNR比較は、フレームごと、または多数の連続フレームのSNRにおこなわれ得る。後者においては、切り替え尺度が多数の連続フレームに合うときだけ、信号切り替えが起こり得る。] [0079] 信号電力に基づいたマイク選択 図10は、音質を改善するために信号電力に基づいて異なるマイクからの二つの入力音信号間で選択するように構成され得る移動体装置を示しているブロック図である。拡散雑音が支配的な環境では、SPL(音圧レベル)はどこでもほとんど同様であり得る。所望の音声がない場合、移動体装置の二つ以上のマイクのSPLまたは信号電力は互いに同様になる。しかしながら、取り込まれる所望の音声がある場合、二つのマイクのSPLまたは信号電力は、口基準点(MRP)または音源の位置と、移動体装置の位置に依存して異なることがある。そのような場合、二つ以上のマイクが同じ感度を有するならば、すなわち、それらが同じSPL(音圧レベル)で同じ信号レベルを生成するならば、どのマイク信号を使用するかの決定は実際の信号SNRを計算することなく成すことができる。] 図10 [0080] この例では、第一の音響入力信号A1002が第一のマイク1006によって第一の音信号として取り込まれ得るとともに、第二の音響入力信号B1004が第二のマイク1008によって第二の音信号として取り込まれ得る。音響信号A1002と音響信号B1004は、一つ以上の同じ音源1001、1005および/または1009から生じ得るが、それぞれのマイクに到達する前にわずかに異なる経路を取り得る。それから、(第一のマイク1002における)第一の音信号と(第二のマイクB1004における)第二の音信号は、それぞれ、アナログ/ディジタル変換器1010と1012によってディジタル化され得る。追加音響信号1003がまた、一つ以上の追加マイク1007によって音信号として取り込まれ、信号取り込みを改善するためにアナログ/ディジタル変換器1011によってディジタル化され得る。] [0081] 第一の信号電力計算機1014は、ディジタル化された第一の音信号に対して(音響入力信号A1002に対応して)信号電力を決定し得る。同様に、第二の信号電力計算機1016は、ディジタル化された第二の音信号に対して(音響入力信号B1004に対応して)信号電力を決定し得る。それから、信号電力比較器1018は、(第一と第二の音信号と任意の他のディジタル化された音信号に対応する)信号電力を比較し、スイッチ1020を制御することによって最高信号電力の一つを選択し得る。このように、最良の信号電力(すなわち最大)の信号が音出力信号1022として、次の信号処理と通信ネットワーク上の目当ての受話者への伝送のために送られる。] [0082] いくつかの構成では、信号プロセッサ1028が続いて音出力信号1022に、目当ての受話者へ通信ネットワーク上に送信機1030によって送信される前に、追加処理(たとえば、エコー消去、雑音低減、自動利得制御(AGC)、符号化、その他)をおこない得る。] [0083] 図11は、信号電力監視に基づいてマイク選択をおこなう移動体装置で動作可能な方法を示しているフローチャートである。この例は二つのマイクを使用しているが、同方法は、追加マイクからの信号選択を支持するように拡張することができる。二つ以上のマイクがまだ較正されていないならば、それらは、切り替え決定を下す前に、同じ感度を有するように較正され得る1102。] 図11 [0084] 音信号は、(音響信号から)各マイクによって取り込まれ、フレームに分割され得る1104、ここでフレームのおのおのはN信号サンプルを包含している。一例として、数Nは、十(10)ミリ秒(ms)の周期の間に集められるサンプルの数であってよい。それから、各音信号の各信号フレームに対する信号電力(たとえば、k番目のマイク音信号のフレームmの信号電力Pk(m))が、現在の選択された第一のマイク音信号を含め、たとえば式8を使用して計算または取得される1106。] [0085] 式8において、Pinactive(m)は、使用中でない(選択されていない)マイクに対する信号電力であり、Pinactive(m)は、信号フレームmに対して使用中のマイク(現在選択されているマイク信号)に対する信号電力である。Q2(m)は、切り替えのためのヒステリシスしきい値として役立つ正の実数である。図11の例は、第一のマイク信号が現在選択されていると仮定している。対応信号フレームに対して、決定は、第二のマイク音信号に対する第二の信号電力が第一のマイク音信号に対する第一の信号電力を、少なくともしきい値量は超過するかどうかにしたがって下される1108。第二の信号電力が第一の信号電力を少なくともしきい値は超過するならば、移動体装置は、第二のマイク音信号のフレームを出力信号として使用するように切り替える1010。すなわち、Pinactive(m)がPactive(m)を最低利幅Q2(m)は超過するならば、非動作中のマイク音信号が動作中のマイク音信号になり、動作中のマイク音信号が非動作中になる。そうでなければ、移動体装置は、第一のマイク音信号のフレームを出力信号として使用し続ける1112。通信ネットワーク上の目当ての受話者に出力信号を送信する1116前に、追加信号処理(たとえば、エコー消去、雑音低減、利得制御、符号化、その他)が出力信号におこなわれ得る1114。] 図11 [0086] 図12は、信号電力に基づいて信号重みを動的に調整する移動体装置で動作可能な方法を示しているフローチャートである。第一と第二のマイクが、実質的に同じ感度を有するように較正され得る1200。第一の音信号を取得するために第一の音響信号が第一のマイクによって取り込まれ得る1202。同様に、第二の音信号を取得するために第二の音響信号が第二のマイクに取り込まれ得る1204。第一の信号電力が第一の音信号に対して取得され得るとともに、第二の信号電力が第二の音信号に対して取得され得る1206。それから、第一の信号電力と第二の信号電力が互いに比較さ得る1208。第一の信号電力が第二の信号電力よりも大きいならば、第二の音信号よりも出力音信号に大きい寄与を提供するように第一の音信号が重み付けされ得る(基準化される)1210。第二の信号電力が第一の信号電力よりも大きいならば、第一の音信号よりも出力音信号に大きい寄与を提供するように第二の音信号が重み付けされ得る1212。通信ネットワーク上の目当ての受話者に送信する1216前に、追加信号処理が出力音信号におこなわれ得る1214。] 図12 [0087] 信号選択手続きがまた、多数のフレームから取得された結果についておこなわれ得る。たとえば、非動作中のマイク音信号が多数の連続フレームにわたって動作中のマイク音信号よりも大きくなった後に、動作中のマイク音信号と非動作中のマイク音信号が切り替わる。] [0088] 信号間の切り替えの移行 あるマイク信号を使用することから別のマイクを使用することに移行する多数の方法がある。最も簡単な方法は、前の章に例証されるように、移動体声移動体装置が別のマイク音信号を使用し始めるとともに、場合に現在のマイク音信号を低下させる激しい切り替えをおこなうことであり得る。通常、そのような激しい移行は、信号の不連続さのために、いらだたせる結果を引き起こすであろう。] [0089] そのような結果を避けるために、移行は、より滑らかに成され得る。たとえば、切り替えのための時間の移行期間が利用され得る。移行期間のあいだ、切り替えが終了するまでに前に使用されていたマイクからの信号の一部が減少しながら前に非動作中のマイクからの信号の一部が増大する。たとえば、図10を再び参照すると、第一の位相同期関数f(t)1024が非動作中の信号を段階的に導入するために使用され得るとともに、第二の位相同期関数g(t)1026が動作中の信号を段階的に除去するために使用され得る。一般に、移行期間中に出力信号を取得する際に、第一の音信号の寄与が徐々に減少されるとともに第二の音信号の寄与が徐々に増大されるように、(第一のマイクからの)第一の音信号が(第二のマイクからの)第二の音信号と混合され得る。] 図10 [0090] 滑らかな曲線位相同期の二つの例が図13(傾斜関数)とエラー!参照元が見つかりません。図14(二乗余弦関数)にあげられる。これらの例では、切り替え移行期間はT秒を要する。移行期間のあいだに、出力信号s(t)が、たとえば式9を使用して決定される。] 図13 図14 [0091] 式9において、f(t)は段階的導入関数であり、g(t)は段階的除去関数である。移行期間のあいだ、式10の等式が成り立つ。] [0092] ここでcは定数である。図13と14において、f(t)+g(t)は、一(1)に等しく設定される。移行期間の後、初期の非動作中のマイク信号が動作中になるとともに、初期の動作中のマイク信号が非動作中になる。図13は、線形の移行期間を示しており、一方、図14は、非線形の移行期間を示していている。] 図13 図14 [0093] ここに説明されたさまざまな例は二つのマイクを使用するが、ここに説明された特徴は多数の追加マイクに一般化され得る。たとえば、K個のマイクが、音の取り込みシステムに使用されてもよい。出力信号は、最良のSNRを有する入力信号となるように選択することができる。たとえば、これは、次式として公式化することができる。] [0094] ここでSNRk(uM+m)は、フレームΦk(μM+m)におけるk番目のマイクのSNRである。式11において、argmax関数は、最大SNRのマイクの添字を生成する。] [0095] 重み付けされたマイク信号に基づいた出力信号 図10と13と14に例証される二つ以上の入力音信号間の移行は、重み付けされた出力音信号を提供するために拡張され得る。] 図10 [0096] 図15は、移動体装置がどのように、出力音信号を提供するために異なるマイクからの複数の入力音信号を重み付けし得るかを示しているブロック図である。この例では、音響入力信号A1502が第一のマイク1506によって第一の音信号として取り込まれるとともに、音響入力信号B1504が第二のマイク1508によって第二の音信号として取り込まれる。音響信号A1502と音響信号B1504は同じ音源1501、1505および/または1509から生じ得るが、それぞれのマイクに到達する前に異なる経路を取り得る。それから、(音響信号A1502とB1504から取得された)第一と第二の音信号は、アナログ/ディジタル変換器1510と1512によってディジタル化され得る。追加音響信号1503がまた、一つ以上の追加マイク1507によって、信号取り込みを改善するためにアナログ/ディジタル変換器1511によってそれからディジタル化され得る追加音信号として取り込まれ得る。] 図15 [0097] それから、ディジタル化された音信号は、それらの対応または相対的な信号対雑音比、信号電力、その他などの一つ以上の要因または信号特性にしたがう重み1514と1515と1516によって重み付けされ得る。各音信号のための重み1514と1515と1516は、すべての重みの和がいつでも一定値cであるような信号選択を実行するために使用される時間変動重み関数であり得る。一例では、重み1514と1515と1516は、それらの総和が一(1)であるように零(0)から一(1)まで変化し得る。それから、重み付けされた信号は、出力音信号1520中に合成または追加され得る。信号プロセッサ1522が続いて出力信号1520に、目当ての受話者へ通信ネットワーク上に送信機1524によって送信され得る前に、追加処理(たとえば、エコー消去、雑音低減、自動利得制御(AGC)、符号化、その他)をおこない得る。] [0098] 図16は、二つ以上のマイクに対する信号重み付けをおこなう移動体装置で動作可能な方法を示しているフローチャートである。この方法は、二つのマイクからの二つの音信号を重み付けする処理を示しているが、同方法は、追加マイクからの信号を重み付けするように拡張され得る。複数のマイクが、移動体装置上の三つ以上のマイクから選択され得る1602。音信号は、各選択されたマイクから(たとえば各マイクに取り込まれた音響信号から)取得され、フレームに分割され得る1604。信号特性(たとえば、信号電力、信号対雑音比、その他)が、各マイク音信号の各フレームに対して取得される1606。各マイク音信号の各フレームの信号特性は、各マイク音信号に対する重みを決定するために使用される1608。たとえば、特定のマイク音信号に対する重みは、そのフレームの第一の特性(たとえば、信号電力、信号対雑音比、その他)を一つ以上の他のマイク音信号に対応するフレームの第二の特性(たとえば、信号電力、信号対雑音比、その他)と比較することによって取得され得る。各マイク音信号は、その対応重みによって重み付けされ(または基準化され)得る1610。より一般化された形式では、移動体装置は、次のような二つのマイクからの信号の合成を使用し得る。] 図16 [0099] ここで、w1(t)とw2(t)は、信号合成を実行するために使用される時間変動重み関数である。あらゆる時刻tにおいて、式12の等式が成り立つ。] [0100] ここでcは定数である。s1(t)がより高いSNRを有するならば、w1(t)はcに近く設定されるとともに、w2(t)は零(0)に近く設定される、また逆もまた同様である。] [0101] 式12において、重み付けされた関数w1(t)とw2(t)は、たとえば、二つのマイク信号の信号SNRによって決定され得る。たとえば、SNR1(uM+m)がSNR2(uM+m)よりも大きいならば、w1((uM+m)N+n)がcに近く設定される一方、w2((uM+m)N+n)が零(0)に近く設定される。SNR1(uM+m)がSNR2(uM+m)よりも小さいならば、w1((uM+m)N+n)は零(0)に近く設定される一方、w2((uM+m)N+n)がcに近く設定される。移行期間において、w1(t)とw2(t)の関係は、図10と13と14に例証されるf(t)とg(t)の間の関係と同様である。] 図10 [0102] それから、重み付けされた音信号は、出力音信号を取得するために合成され得る1612。通信ネットワーク上の目当ての受話者に出力信号を送信する1616前に、追加信号処理(たとえば、エコー消去、雑音低減、利得制御、符号化、その他)が出力音信号1614に必要に応じておこなわれ得る。] [0103] より一般化された形式では、出力信号soutは、多数のマイク信号の合成として次のように表現することができる。] [0104] ここで、] [0105] cは定数であり、wkは、特定の信号フレームskに対する重み関数である。] [0106] また別の構成によれば、移動体装置の回路が、第一のマイクから第一の音信号を取得するように構成またた適合され得る。同じ回路、異なる回路、または同じまたは異なる回路の第二の部分が、第二のマイクからの第二の音信号を取得するように構成または適合され得る、ここで第一と第二の音信号のおのおのは、第一の音源からの第一の源信号の少なくとも一部を含んでいる。さらに、同じ回路、異なる回路、または同じまたは異なる回路の第三の部分が、第一の音信号に対して第一の信号特性を取得するように構成または適合され得る。同様に、同じ回路、異なる回路、または第四の部分が、第二の音信号に対して第二の信号特性を取得するように構成または適合され得る、ここで第一と第二の信号特性の両方は同じ信号特性に関連している。第一と第二の音信号を取得するように構成または適合された回路の部分は、信号特性を取得する回路の部分に直接または間接的に連結され得る、あるいは、それは同じ回路であり得る。同じまたは異なる回路の第四の部分は、第一と第二の音信号を信号特性に基づいて重み付けするように構成または適合され得る。同じまたは異なる回路の第五の部分が、出力音信号を取得するために、重み付けされた第一と第二の音信号を合成するように構成または適合され得る。。同じまたは異なる回路の第五の部分は、第四の部分に有利に連結され得る、あるいは、それは第四の部分と同じ回路で具現化され得る。この分野の当業者は、一般に、この開示に説明された処理のほとんどは同様の方法で実施され得ることを認だろう。回路または回路部分のいずれも、一つ以上のプロセッサを備えた集積回路の一部として単独でまたは組み合わせて実施され得る。回路の一つ以上が、集積回路、アドバンスRISCマシン(ARM)プロセッサ、ディジタル信号プロセッサ(DSP)、汎用プロセッサ、その他で実施され得る。] [0107] 図1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15および/または16に例証されるコンポーネント、ステップおよび/または関数は、単一のコンポーネント、ステップまたは関数に再配列および/または組み合わされ得るか、いくつかのコンポーネント、ステップ、または関数で具現化され得る。追加素子、コンポーネント、ステップおよび/または関数がまた追加され得る。図1、2、3、6、8、10、13、14および/または15に例証される装置、装置および/またはコンポーネントは、図4、5、7、9、11、12および/または16に説明された方法、特徴またはステップに一つ以上をおこなうように構成または適合され得る。ここに説明されたアルゴリズムは、ソフトウェアおよび/または埋め込みハードウェアで効率的に実施され得る。] 図1 図4 [0108] この分野の当業者はさらに、ここに開示された構成と関連して説明されたさまざまな例証的論理ブロック、モジュール、回路およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェアまたは両者の組み合わせとして実施され得ることを認めるであろう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、さまざまな例証的コンポーネント、ブロック、モジュール、回路およびステップが、それらの機能の見地から全般的に上に説明されている。そのような機能がハードウェアまたはソフトウェアとして実施されるかどうかは、全システムに課される特定用途と設計制約に依存する。] [0109] ここに説明されたさまざまな特徴は、異なるシステムで実施することができる。たとえば、信号選択および/または合成モジュール320(図3)は、単一の回路またはモジュール中で、分離した回路またはモジュールで実施され、一つ以上のプロセッサによって実行され、機械読取可能またはコンピュータ読取可能媒体に組み込まれたコンピュータ読取可能命令によって実行され、および/または、ハンドヘルド装置、モバイルコンピュータ、および/または携帯電話によって具現化され得る。] 図3 [0110] 先の構成は、単なる例であり、請求項を限定するものと解釈されるべきでないことに注意すべきである。構成の説明は、例証であるように、また請求項の要旨を限定しないように意図されている。そのため、本教示が、他のタイプの装置や多くの代替案や修正案や変更案に容易に適用することができることは、この分野の当業者に明白だろう。]
权利要求:
請求項1 第一のマイクから第一の音信号を取得することと、第二のマイクから第二の音信号を取得することを備え、前記第一と第二の音信号のおのおのは、第一の音源からの第一の源信号の少なくとも一部を含んでおり、さらに、前記第一の音信号に対して第一の信号特性を取得することと、前記第二の音信号に対して第二の信号特性を取得することを備え、前記第一と第二の信号特性の両方は同じ信号特性と関連しており、前記第一と第二の信号特性に基づいて前記第一と第二の音信号を重み付けすることと、出力音信号を取得するために前記重み付けされた第一と第二の音信号を合成することを備えている、移動体装置の音受信を改善する方法。 請求項2 前記第一の音信号と第二の音信号が重複時間窓内で取得される、請求項1の方法。 請求項3 前記第一の音信号と第二の音信号が前記第一の源信号と一つ以上の他の源信号と雑音の独立混合から取得される、請求項1の方法。 請求項4 前記第一と第二のマイクが移動体装置の異なる表面に配置されている、請求項1の方法。 請求項5 出力音信号に追加信号処理をおこなうことと、通信ネットワーク上の目当ての受話者に出力信号を送信することをさらに備えている請求項1の方法。 請求項6 前記追加信号処理は、エコー消去、雑音低減、自動利得制御、符号化の少なくとも一つを含んでいる請求項5の方法。 請求項7 前記通信ネットワークが無線通信ネットワークである請求項5の方法。 請求項8 前記第一の音信号を第一の複数の連続フレームに分割することと、前記第二の音信号を第二の複数の連続フレームに分割することと、前記第一の音信号に対する前記第一の複数の連続フレームに対して第一の複数の信号特性を取得することと、前記第二の音信号に対する前記第二の複数の連続フレームに対して第二の複数の信号特性を取得することをさらに備え、前記第一と第二の音信号の重み付けと合成は、前記第一の複数の信号特性と前記第二の複数の信号特性についておこなわれる請求項1の方法。 請求項9 前記第一と第二の音信号を重み付けすることは、前記第一の信号特性と第二の信号特性を比較することと、前記第二の音信号が前記第一の音信号よりも良い音質を提供するならば、前記第一の音信号を零によって基準化するとともに前記第二の音信号を一によって基準化することと、前記第一の音信号が前記第二の音信号よりも良い音質を提供するならば、前記第一の音信号を一によって基準化するとともに前記第二の音信号を零によって基準化することを有している請求項1の方法。 請求項10 前記第一の音信号が現在使用されていて、前記第二の信号特性が前記第一の信号特性よりも少なくとも最小しきい値量は大きいならば、前記第一の音信号を零によって基準化するとともに前記第二の音信号を一によって基準化することがおこなわれ、前記第二の音信号が現在使用されていて、前記第一の信号特性が前記第二の信号特性よりも少なくとも前記最小しきい値量は大きいならば、前記第一の音信号を一によって基準化するとともに前記第二の音信号を零によって基準化することがおこなわれる請求項9の方法。 請求項11 前記第一の音信号に対して第一の信号対雑音比を決定することと、前記第二の音信号に対して第二の信号対雑音比を決定することと、前記第一の信号対雑音比が前記第二の信号対雑音比よりも大きいならば、前記第二の音信号よりも出力音信号に大きい寄与を提供するように前記第一の音信号を重み付けすることと、前記第二の信号対雑音比が前記第一の信号対雑音比よりも大きいならば、前記第一の音信号よりも出力音信号に大きい寄与を提供するように前記第二の音信号を重み付けすることをさらに備えている請求項1の方法。 請求項12 前記第一の音信号を第一の複数の連続フレームに分割することと、前記第一の音信号に対する第一の複数の連続フレームに対して第一の複数の連続信号電力を取得することと、前記第一の信号対雑音比を取得する雑音フロア見積を取得するために前記第一の複数の連続フレームに対して複数の連続信号電力中の最小信号電力を探索することをさらに備えている請求項11の方法。 請求項13 実質的に同じ感度を有するように前記第一と第二のマイクを較正することと、前記第一の信号特性が前記第二の信号特性よりも大きいならば、前記第二の音信号よりも前記出力音信号に大きい寄与を提供するように前記第一の音信号を重み付けすることと、前記第二の信号特性が前記第一の信号特性よりも大きいならば、前記第一の音信号よりも前記出力音信号に大きい寄与を提供するように前記第二の音信号を重み付けすることをさらに備えている請求項1の方法。 請求項14 前記第一と第二の信号特性が信号電力である請求項13の方法。 請求項15 前記第二の音信号が前記第一の音信号を超えて改善された音質を提供するならば、前記第一の音信号を前記第二の音信号と混合することによって前記第一の音信号から前記第二の音信号に移行させることと、徐々に前記第一の音信号の寄与を減少させるとともに前記第二の音信号の寄与を増加させることをさらに備えている請求項1の方法。 請求項16 線形関数にしたがって前記第一の音信号からの寄与が減少されるとともに前記第二の音信号からの寄与が増大される請求項15の方法。 請求項17 非線形関数にしたがって前記第一の音信号からの寄与が減少され前記第二の音信号からの寄与が増大される請求項15の方法。 請求項18 移動体装置上の三つ以上の複数のマイクから前記第一と第二のマイクを選択することをさらに備えており、そのような選択は、三つ以上のマイクのどれが最良の信号品質を有するかに基づいておこなわれる請求項1の方法。 請求項19 少なくとも一つの追加マイクから少なくとも一つの追加音信号を取得することをさらに備え、前記少なくとも一つの追加音信号は、第一の音源からの第一の源信号の少なくとも一部を含んでおり、前記少なくとも一つの追加音信号に対して少なくとも一つの追加信号特性を取得することと、前記第一の信号特性と第二の信号特性と前記少なくとも一つの追加信号特性に基づいて前記少なくとも一つの追加音信号と前記第一と第二の音信号を重み付けすることと、出力音信号を取得するために前記重み付けされた第一の音信号と第二の音信号と少なくとも一つの追加音信号を合成することをさらに備えている請求項1の方法。 請求項20 第一の音信号を取得するように構成された第一のマイクと、第二の音信号を取得するように構成された第二のマイクを備え、前記第一と第二の音信号のおのおのは第一の音源からの第一の源信号の少なくとも一部を含んでおり、前記第一の音信号に対して第一の信号特性を取得し、前記第二の音信号に対して第二の信号特性を取得し、前記第一と第二の信号特性の両方は同じ信号特性に関連しており、前記第一と第二の信号特性に基づいて前記第一と第二の音信号を重み付けし、出力音信号を取得するために前記重み付けされた第一と第二の音信号を合成するように構成された信号選択モジュールを備えている移動体装置。 請求項21 エコー消去、雑音低減、自動利得制御、出力信号の符号化の少なくとも一つをおこなうように構成された信号プロセッサと、処理された出力信号を無線通信ネットワークを介して送信するように構成された送信機をさらに備えている請求項20の移動体装置。 請求項22 前記第一の音信号と前記第二の音信号は重複時間窓内の音響信号から取得され、前記第一と第二のマイクは移動体装置の異なる表面に配置されている請求項20の移動体装置。 請求項23 前記第一の音信号を第一の複数の連続フレームに分割するように構成された第一のアナログ−信号コンバータと、前記第二の音信号を第二の複数の連続フレームに分割するように構成された第二のアナログ−信号コンバータをさらに備え、前記信号選択モジュールはさらに、前記第一の音信号に対する前記第一の複数の連続フレームに対して第一の複数の連続信号特性を取得し、前記第二の音信号に対する前記第二の複数の連続フレームに対して第二の複数の連続信号特性を取得するように構成されており、前記第一と第二の音信号の重み付けと合成は、前記第一の複数の信号特性と前記第二の複数の信号特性に基づいておこなわれる請求項20の移動体装置。 請求項24 前記信号選択モジュールはさらに、前記第一の信号特性と前記第二の信号特性を比較し、前記第二の音信号が前記第一の音信号よりも良い音質を提供するならば、前記第一の音信号を零によって基準化するとともに前記第二の音信号を一によって基準化し、前記第一の音信号が前記第二の音信号よりも良い音質を提供するならば、前記第一の音信号を一によって基準化するとともに前記第二の音信号を零によって基準化するように構成されている請求項20の移動体装置。 請求項25 前記信号選択モジュールはさらに、前記第一の音信号が現在使用されていて、前記第二の信号特性が前記第一の信号特性よりも少なくとも最小しきい値量は大きいならば、前記第一の音信号を零によって基準化するとともに前記第二の音信号を一によって基準化することがおこなわれ、前記第二の音信号が現在使用されていて、前記第一の信号特性が前記第二の信号特性よりも少なくとも最小しきい値量は大きいならば、前記第一の音信号を一によって基準化するとともに前記第二の音信号を零によって基準化することがおこなわれるように構成されている請求項24の移動体装置。 請求項26 前記信号選択モジュールはさら、前記第一の音信号に対して第一の信号対雑音比を決定し、前記第二の音信号に対して第二の信号対雑音比を決定し、前記第一の信号対雑音比が前記第二の信号対雑音比よりも大きいならば、前記第二の音信号よりも出力音信号に大きい寄与を提供するように前記第一の音信号を重み付けし、前記第二の信号対雑音比が前記第一の信号対雑音比よりも大きいならば、前記第一の音信号よりも出力音信号に大きい寄与を提供するように前記第二の音信号を重み付けするように構成されている請求項20の移動体装置。 請求項27 前記信号選択モジュールはさらに、移動体装置上の三つ以上の複数のマイクから前記第一と第二のマイクを選択するように構成されており、そのような選択は、三つ以上のマイクのどれが最良の信号品質を有するかに基づいておこなわれる請求項20の移動体装置。 請求項28 前記信号選択モジュールはさらに、少なくとも一つの追加マイクから少なくとも一つの追加音信号を取得するように、ここで前記少なくとも一つの追加音信号は、第一の音源からの第一の源信号の少なくとも一部を含んでおり、また、前記少なくとも一つの追加音信号に対して少なくとも一つの追加信号特性を取得し、前記第一の信号特性と第二の信号特性と前記少なくとも一つの追加信号特性に基づいて前記少なくとも一つの追加音信号と前記第一と第二の音信号を重み付けし、出力音信号を取得するために前記重み付けされた第一の音信号と第二の音信号と少なくとも一つの追加音信号を合成するように構成されている請求項20の移動体装置。 請求項29 第一のマイクから第一の音信号を取得するための手段と、第二のマイクから第二の音信号を取得するための手段を備え、前記第一と第二の音信号のおのおのは、第一の音源からの第一の源信号の少なくとも一部を含んでおり、さらに、前記第一の音信号に対して第一の信号特性を取得するための手段と、前記第二の音信号に対して第二の信号特性を取得するための手段を備え、前記第一と第二の信号特性の両方は同じ信号特性に関連しており、さらに、前記第一と第二の信号特性に基づいて前記第一と第二の音信号を重み付けするための手段と、出力音信号を取得するために前記重み付けされた第一と第二の音信号を合成するための手段を備えている移動体装置。 請求項30 エコー消去、雑音低減、自動利得制御、出力信号の符号化の少なくとも一つをおこなうための手段と、処理された出力信号を無線通信ネットワークを介して送信するための手段をさらに備えている請求項29の移動体装置。 請求項31 前記第一の信号特性と第二の信号特性を比較するための手段と、前記第二の音信号が前記第一の音信号よりも良い音質を提供するならば、前記第一の音信号を零によって基準化するとともに前記第二の音信号を一によって基準化するための手段と、前記第一の音信号が前記第二の音信号よりも良い音質を提供するならば、前記第一の音信号を一によって基準化するとともに前記第二の音信号を零によって基準化するための手段をさらに備えている請求項29の移動体装置。 請求項32 前記第一の信号特性が前記第二の信号特性よりも大きいならば、前記第二の音信号よりも出力音信号に大きい寄与を提供するように前記第一の音信号を重み付けするための手段と、前記第二の信号特性が前記第一の信号特性よりも大きいならば、前記第一の音信号よりも出力音信号に大きい寄与を提供するように前記第二の音信号を重み付けするための手段をさらに備えている請求項29の移動体装置。 請求項33 音質を改善するための回路であり、第一のマイクから第一の音信号を取得し、第二のマイクから第二の音信号を取得するように、ここで前記第一と第二の音信号のおのおのは、第一の音源からの第一の源信号の少なくとも一部を含んでおり、また、前記第一の音信号に対して第一の信号特性を取得し、前記第二の音信号に対して第二の信号特性を取得するように、ここで前記第一と第二の信号特性の両方は同じ信号特性に関連しており、さらに、前記第一と第二の信号特性に基づいて前記第一と第二の音信号を重み付けし、出力音信号を取得するために前記重み付けされた第一と第二の音信号を合成するように適合されている回路。 請求項34 前記回路はさらに、前記第二の音信号が前記第一の音信号よりも良い音質を提供するならば、前記第一の音信号を零によって基準化するとともに前記第二の音信号を一によって基準化し、前記第一の音信号が前記第二の音信号よりも良い音質を提供するならば、前記第一の音信号を一によって基準化するとともに前記第二の音信号を零によって基準化するように適合されている請求項33の回路。 請求項35 前記回路はさらに、前記第一の信号特性が前記第二の信号特性よりも大きいならば、前記第二の音信号よりも出力音信号に大きい寄与を提供するように前記第一の音信号を重み付けし、前記第二の信号特性が前記第一の信号特性よりも大きいならば、前記第一の音信号よりも出力音信号に大きい寄与を提供するように前記第二の音信号を重み付けするように適合されている請求項33の回路。 請求項36 前記回路が集積回路である請求項33の回路。 請求項37 音信号受信を改善するための命令を備えているコンピュータ読取可能媒体であり、プロセッサによって実行されるときに前記プロセッサに、第一のマイクから第一の音信号を取得させ、第二のマイクから第二の音信号を取得させ、ここで前記第一と第二の音信号のおのおのは、第一の音源からの第一の源信号の少なくとも一部を含んでおり、さらに、前記第一の音信号に対して第一の信号特性を取得させ、前記第二の音信号に対して第二の信号特性を取得させ、ここで前記第一と第二の信号特性の両方は同じ信号特性に関連しており、前記第一と第二の信号特性に基づいて前記第一と第二の音信号に重み付けさせ、出力音信号を取得するために前記重み付けされた第一と第二の音信号を合成させるコンピュータ読取可能媒体。 請求項38 プロセッサによって実行されたときに前記プロセッサに、三つ以上の複数のマイクから前記第一と第二のマイクを選択させる命令をさらに備えており、そのような選択は、前記三つ以上のマイクのどれが最良の信号品質を有するかに基づいておこなわれる請求項37のコンピュータ読取可能媒体。
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